40代からのウエディングフォトが今人気です!
今、多様化した結婚の価値観から「結婚の思い出をシンプルに残したい」「大げさなことはしたくない」といった理由で、「挙式はしなくても、写真だけでも撮っておきたい」というニーズが増えています。
このたび、素敵な40代カップルのお客様からお申し込みをいただき、”おふたりらしさ”にこだわったウエディングフォトを撮影させていただきました。
ドレスは人が着るからこそ、ドレスになる
今回花嫁さんは”ダンサー”。15歳からバレエ団に所属し、その後コンテンポラリー、社交ダンスなどで数多くの賞を獲得。
現在は指導者として、たくさんのプロダンサーたちを育てていらっしゃいます。
ダンサーというと、人間の体を見せる(魅せる)ことがお仕事で、いわゆる身体作りの専門家。
ですので、彼女のお身体は本当に美しいんです。姿勢がいいのはもちろん、しなやかで美しい筋肉とはこういうものかと、お会いした時から私は惚れ惚れしちゃってます。
こんな素敵な方だったら、どんなウエディングドレスでも似合うはず!とも思いましたが、彼女なりにお悩みがありました。
それは「年だから、似合うドレスがあるかしら」と。
これまでたくさんの花嫁さんを撮らせていただいたので、ウエディングドレスに触れる機会は人より多いです。
ドレスって見るだけでも楽しいものですが、ショールームに並んでいるだけではただのキレイな布だと、私は思っています。
ウエディングドレスとは、花嫁さんが実際着てはじめて命が吹き込まれ、花嫁が持つエネルギーが光り輝きだすものだと感じています。
ドレスは人が着るからこそ、ドレスになる。
40代の方から放たれるエネルギーは、20代にはまだない経験や思いが詰まった、大人の”風格”が潜んでいます。
華やかなウエディングドレスを前にすると、つい好みのデザインやカラーを取り入れがちですが、大人ウエディングは、年齢を意識して、大人になった今だからこそ際立つ、そんなデザインを選ぶことが大切だと思います。
今回彼女が選んだのは、シンプルなデザインだけど、贅沢な素材が使われているウェディングドレス。自然な張り感や光沢があるシルクの素材で、大人の彼女だからこそ着こなせるという素敵なドレスでした。
上質の素材は、大人だからこそ似合います!
ドレスに合わせるアクセサリーも、上質なデザインのものを選んだそうで、すっかり優雅で上品な花嫁の準備が整ったとお喜びのご連絡をいただきました。
ドレスが決まったら、ヘアメイクさんとも情報共有し、当日のイメージを擦り合わせて当日を迎えました。
おふたりのこだわりがつまったウエディングフォト
撮影前には細かい打ち合わせをします。
私が一番大切にしたのは「おふたりのこだわり」。
フォーマルでかっちりした「記念撮影」もいいけれど、外国の写真にあるような二人がもっと自然で自由な感じな写真を撮りたいというご希望です。
そして、何より一番叶えたいこだわりは、車好きの彼の愛車と一緒に撮影すること。
さて、都内で車を置いて撮影できるところはないか、都内各所を探し回りましたよ、私!
新郎と愛車。めちゃ喜んでいただけました。
ダンサーである彼女らしさ。体がしなやか。
撮影を進めていくうちに、突然「走りたい」と言い出して、なんと新郎新婦が猛ダッシュ!
その写真がこちら。
新婦のヒールは、15センチ!この高さのヒールで、猛ダッシュできる新婦ってすごいと思いませんか?
彼女曰く「丹田が整っているから全然走れます」と。さすがダンサーです!
※丹田とは、「丹田」とは気を溜めて、充実させ、必要に応じて活用するための大事なエネルギーの中枢をいいます。丹田に身体の重心があると安定すると言われています。
フォトウエディングは、何度も行ってもOK
撮影が終わって、お二人から「楽しかった!」「またやりたい」という感想をいただきました。「楽しかったから今度は〇〇で撮ってみたい」と、さらにアイディアが浮かんでこられたようです。
そうなんです。フォトウェディングや前撮りって、何回行ってもOKなんですよね。1回だけしかできないという固定概念を変えて、ロケーションごとや撮影衣裳ごとに、撮影日や二人の撮影イメージに合わせて変えて、思い切り楽しんでほしいと思います!
例えば、
今回はドレスだったから、次は和装にしたい。
ふたりが出会った場所で撮りたい。
キャンプ場で撮りたい。
海辺で撮りたい。
和装だけど、二人でジャンプしている写真が欲しい。
〇〇推しなので、〇〇に関連した場所で撮って欲しい。
などなど。
ロケーションフォトウエディングなら、おふたりのアイディア次第で自由にカスタマイズできますので、今回のおふたりのように、猛ダッシュした写真だって撮ることは可能です(笑)
その他、最近では、
- 50代、60代のカップル
- 再婚同士の再出発
- 結婚20周年、25周年の節目を迎える両親に、お子さま達からのプレゼント
というニーズも増えています。
一昔前の結婚のスタイルから、現代はそれぞれの価値観に合わせたスタイルに変化していますので、カメラマンも、お客様のご希望に合わせて臨機応変に対応することが求められています。
私も撮り直したい(昭和の花嫁の声より)
とはいえ、どんな状況でも一番大事なことは、まずは撮影を楽しんでもらえること。
おふたりが楽しんでいないといい写真にはならないので、おふたりに撮影時間を思い切り楽しんでもらえるように。
そして、写真で結婚に対するおふたりの思いや何かを伝えられるように。
そんなことを考えながら、日々仕事に取り組んでいます。
ウエディングドレスやタキシードのレンタルショップやヘアメイクなど、信頼のおけるパートナーとチームを組んでさせていただいています。
型にはまらない、自分たちらしいスタイルにカスタマイズしたいなど、ご要望があればお気軽にご相談ください。
撮った写真はフォトブックやアルバムにしておくと、いつでも見返せるのでオススメです!
最近は、自分で作れるフォトブックサービスも充実していますので、自分たちで楽しみながら作るのもいいですね。こちらのフォトブックはおしゃれにできますよ!ぜひ参考にされてください。
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